映画『クレイマー、クレイマー』息子と残された父、家族のあり方を問いかける名作が新宿で限定上映

映画『クレイマー、クレイマー』が109シネマズプレミアム新宿にて2025年6月27日(金)から7月10日(木)までの2週間限定で公開。2025年5月にこの世を去った監督ロバート・ベントンの功績を称えた追悼上映となる。
『クレイマー、クレイマー』監督ロバート・ベントンとは?
ロバート・ベントンは、映画『俺たちに明日はない』『スーパーマン』などの脚本を手掛けた他、『クレイマー、クレイマー』『プレイス・イン・ザ・ハート』を監督し、アカデミー賞も受賞した。代表作『クレイマー、クレイマー』は、監督賞をはじめアカデミー賞の主要5部門を独占。作品賞、脚色賞の他、ダスティン・ホフマンが主演男優賞、メリル・ストリープが助演女優賞を受賞した。
父と子の絆、家族のあり方を問う物語
『クレイマー、クレイマー』は、妻の家出をきっかけに突然息子を1人で育てることになった父親の成長の物語。仕事ばかりしていた父親が息子と徐々に絆を深めていく過程を丁寧に描きながら、家族のあり方や、親権をめぐる問題を鮮明に映し出した作品だ。リアルな法廷シーン、育児を通じて成長をするシングルファーザーなど、現代にも共感を呼ぶテーマを扱っている。