くらし情報『アクネ ストゥディオズ 2017年リゾートコレクション - 溺愛が導く新たな解釈と可能性』

2016年12月14日 21:50

アクネ ストゥディオズ 2017年リゾートコレクション - 溺愛が導く新たな解釈と可能性

アクネ ストゥディオズ 2017年リゾートコレクション - 溺愛が導く新たな解釈と可能性

アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)の2017年リゾートコレクションを紹介する。

原点となったのは、アメリカのロックバンド「グレイトフル・デッド」。ロック、レゲエ、ブルース、カントリーなど様々なジャンルを掛け合わせた独自の音楽は、ヒッピー・サイケデリック文化の代表とも評され、当時多くの若者たちの心を掴んだ。彼らの影響は今でも余波のように残り、多方面に刺激を与えている。そんな彼らに魅力された熱狂的なファンは「デッドヘッズ」と知られ、一つの文化を担う存在であった。この歴史的な背景に、クリエイティブ・ディレクターのジョニー・ヨハンソンが着目したところが、今季のスタートである。

シーズンルックは「グレイトフル・デッド」のサウンドのように、あらゆる要素が入り乱れている。ジャケットやパンツで作るクラシカル、モトクロスパンツにみられるスポーツ、スリムドレスで表現されるモード。
そして、サイケデリックカルチャーを視覚的に示すタイダイ染めが複雑性を高めている。

洋服そのものは、着こなしによって可能性が広がるようにデザインし、着る人の解釈によって幾重にも変形する。ゆったりとしたホワイトブレザーはウエストラインから大きく広げてスカートのようなフォルムに。

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