六本木で「東京ミッドタウン デザインタッチ 2017」巨大ビニールハウスの野菜に触れると弾ける光や音
デザインイベント「東京ミッドタウン デザインタッチ 2017」を東京ミッドタウンで開催。会期は、2017年10月13日(金)から11月5日(日)まで。
「デザインを五感で楽しむ」ことをコンセプトに2007年から毎年開催されている本イベント。今年のテーマは、「ふれる」だ。最新テクノロジーで、デザインを”見る”だけではなく、”触れる”ものとして体験できるインスタレーションや企画を用意した。
中でも注目は、”野菜”に着目したビニールハウス型のインスタレーション「デジベジ」。奥行き30メートルもある巨大なビニールハウスに足を踏み入れると、野菜とテクノロジーを融合した非日常的な空間が現れる。ハウスの中の野菜に触れると、野菜の花、種、葉の色が映像と音になってハウスいっぱいに広がる。
普段の生活にありふれている野菜を使った新感覚の体験だ。
ミッドタウン・ガーデンの小川には、川の流れに沿うように提灯「ものこころ提灯」が灯りを照らす。まるで宙に浮かぶように垂れる提灯に近づくと、まるで歓迎してくれているように揺れ動き、灯りが変化。心が温かくなる伝統的な提灯の灯りが神秘的に川の水面を照らし、観るものを癒してくれる。