2017年9月15日 11:30
きものブランド「ザ・ヤード」17年秋冬、有田焼モチーフの帯やエンダースキーマのレザーバッグなど
“白シャツのように着る新しい日常を作るきもの”をテーマとしたブランド、ザ・ヤード(THE YARD)の2017年秋冬コレクションを紹介する。
ザ・ヤードは、現代における和装の理想的な形を追求し、新しいきものの在り方を提案する。新作コレクションでは、日本各地のきものの産地に出向いて丁寧に作り上げた、きものの数々が並ぶ。
新潟県の十日町で織られる絹の「十日町紬」を使用したきものは、節のある糸による風合いと、柔らかな手触りが特徴的。段々の模様を織りで表現しているため、光の当たり具合で見え方が変化する。織物が盛んな十日町の技術が生かされた、表情豊かなきものに仕上がっている。
マットで落ち着いた風合いのシルクウールやバイカラーの片貝木綿、十日町紬といったきものの新作に加え、2017年春夏コレクションで好評を博した染色作家・西川はるえが手掛けた帯や、今回新たに加わった文様染めの「染色工房 Foglia」が手掛けた帯も登場する。有田焼の皿をモチーフにした文様染めを施した、「染色工房 Foglia」の帯は、白い帯に染めのブルーが鮮やかに映える上品な仕上がりだ。
きもの以外にも、エンダースキーマ(Hender Scheme)