2017年9月25日 19:45
ジバンシィ 2018年春夏コレクション - 新デザイナークレア・ワイト・ケラーによる新たな幕開け
ジバンシィ(Givenchy)は、元クロエ(Chloé)のクレア・ワイト・ケラーを新アーティスティック・ディレクターに迎えて初となる2018年春夏ウィメンズコレクションをフランス・パリで発表。今季は初めてメンズウェアとミックスして新作を披露した。
彼のジャケット、彼女のシャツーコレクションノートに書かれたこの言葉。クレアが作る新作は、メンズとウィメンズが呼応するように寄り添った、まとまりのある印象。ウィメンズはショルダーラインを大きく広げ、メンズは反対にストレートなラインに。同時に見ると、このショルダーメイクによってどちらもシャープな姿に映る。
新しくジバンシィに加わった要素と言うと、英国文化のエッセンスだ。トレンチコート、そしてUKロックのアイデアから、稲妻モチーフが起用され、プリーツスカートの上にプリントされている。
また、リカルド・ティッシの時代には見られなかったが「4G ロゴ」が復活。ブランド名のGが4つ並んだこの印象的なマークは、ジャケットやコートのボタンなどに用いられている。
ボーダーのロゴ入りTシャツやデニムパンツなど、カジュアルな装いが現れたかと思うと、クラシックなミニドレスが交わる、そんなリズムのある進行。