くらし情報『コシェ 2018年春夏コレクション - 教会に響き渡る”多様性”を楽しむ音色』

2017年9月30日 04:00

コシェ 2018年春夏コレクション - 教会に響き渡る”多様性”を楽しむ音色

コシェ 2018年春夏コレクション - 教会に響き渡る”多様性”を楽しむ音色

コシェ(KOCHÉ)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク1日目の2017年9月26日(火)に発表された。

東京・原宿のとんちゃん通りをはじめ、街中を舞台に斬新なショーを繰り返すコシェ。今回彼女たちが選んだのはパリ市内のサン・メリ教会だ。マイノリティたちをサポートする施設の姿勢に惹かれて選んだというこの会場は、16世紀のゴシック建築の佇まいを残す教会。場内のパイプオルガンの音が響き渡ると、人種・背丈・体型の異なるコシェらしい”多様な”モデルたちが順々にランウェイに姿を現した。

モデルの選別同様に、デザインも多様性を打ち出している。フォーマルとカジュアル、ドレスとスポーツ、メンズとウィメンズ。相反する要素が一つのピースの中で、または1つのコーディネートの中で交わり、どこにもカテゴライズされないオリジナルの存在感へと導く。


キーアイコンとなったのはスポーツのユニフォーム。”汗臭い・男性臭い”といった概念は拭いとるように、カッティングとデコレーションでアレンジする。ボーダー模様のラガーシャツは、ヘムラインとバックスタイルを黒レースで切り替え。サッカーのユニフォーム風トップスは、フリルとビジューで煌びやかに飾って。

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