くらし情報『展覧会「竹久夢二と雑誌の世界」竹久夢二美術館で - 明治以降の作品約300点&新発見屏風』

2018年1月7日 16:00

展覧会「竹久夢二と雑誌の世界」竹久夢二美術館で - 明治以降の作品約300点&新発見屏風

展覧会「竹久夢二と雑誌の世界」竹久夢二美術館で - 明治以降の作品約300点&新発見屏風

展覧会「竹久夢二と雑誌の世界 ― 明治・大正・昭和の魅惑のメディア ―」が、東京の竹久夢二美術館にて2018年1月3日(水)から3月25日(日)まで開催される。

竹久夢二は、雑誌『中学世界』への投稿をきっかけに画家の道へと進み、生涯にわたって約180タイトル、2,200冊以上もの雑誌の絵を手掛けた。「竹久夢二と雑誌の世界 ― 明治・大正・昭和の魅惑のメディア ―」では、竹久夢二の仕事の主軸ともいえる雑誌を中心に、明治末期から昭和初期にかけての作品約300点を展示する。

少女雑誌『新少女』や、高級婦人雑誌『婦人グラフ』に見られる少女絵や美人画、文芸誌『若草』に寄せた、モダンで洗練された表紙絵などをはじめ、子ども絵・デザイン・詩・文章など竹久夢二の表現する表情豊かな世界観を、存分に堪能することができる。

社会状況を反映し、新たな雑誌が続々と刊行された時代に、活躍を見せた竹久夢二。明治末の作品では墨描き木版刷りだったイラストは、昭和初期にはモダンデザインへと広がっていく。郷愁の漂う雰囲気はそのままに、表現方法の変遷を辿るのも面白い。また、時代を跨いだ作品たちは、発売当時の時代背景や、印刷技術・出版業界の発展していく様子を映し出す。

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