くらし情報『小説『騙し絵の牙』映画化 - 大泉洋の主演を見据えて描かれた異色の文芸作品、全員クセモノの騙し合い』

2018年4月6日 06:00

小説『騙し絵の牙』映画化 - 大泉洋の主演を見据えて描かれた異色の文芸作品、全員クセモノの騙し合い

小説『騙し絵の牙』映画化 - 大泉洋の主演を見据えて描かれた異色の文芸作品、全員クセモノの騙し合い

塩田武士による小説『騙し絵の牙』が、主演に大泉洋を迎え実写映画化。2021年3月26日(金)に公開される。

映像化&キャスティングも見据えた“異色”のプロジェクト
『騙し絵の牙』は、塩田武士が"出版界"の光と闇に焦点を当て、4年に渡る取材を経て執筆した社会派ミステリー小説。「2018年本屋大賞」にノミネートされ話題を呼んだだけでなく、小説発案当初から映像化や大泉洋主演のキャスティングまで視野に入れて描かれた、異色の文芸作品だ。

物語のプロット作りは、塩田武士、出版社、芸能事務所、そして大泉洋を交えて2013年より開始された。塩田武士は大泉洋の出演する映像作品や資料だけでなく、本人との実際の会話などから大泉洋という人間を徹底的に分析。口調からモノマネまで忠実に作品に落とし込んだという。さらに「大泉洋が繰り出す明るい笑顔が、読後に異なる意味を含んだ笑顔に映るようにみせたい」という趣旨から、『騙し絵の牙』というタイトルが誕生した。


<あらすじ>
⼤⼿出版社「薫⾵社」に激震⾛る!かねてからの出版不況に加えて創業⼀族の社⻑が急逝、次期社⻑を巡って権⼒争いが勃発。専務・東松(佐藤浩市)が進める⼤改⾰で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。

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