2018年6月16日 00:00
エルメスの展覧会「彼女と。」国立新美術館で、映画の撮影スタジオに迷い込む"体験型"展覧会
エルメス(HERMÈS)はシネマ的設定の観客参加型の展覧会「彼女と。」を、東京・国立新美術館にて開催する。期間は2018年7月11日(水)から7月30日(月)まで。入場は無料だ。
ある1人の女性="彼女"を追い求めて
展覧会「彼女と。」では、ある1人の女性="彼女"に魅了されたひとりの“作家”とともにその姿を追いかけ、エルメスが提案する女性像をそれぞれに考察することが出来る展覧会だ。
映画スタジオを彷彿とさせる会場内では、まるで撮影現場に迷い込んだかのような世界観をインタラクティブに体感できるのが特徴だ。
ある"作家"が、映画館のスクリーンに映る"彼女"の存在を追いかけるという物語が始まる。
鑑賞者は"作家"の視点とともに、"彼女"をよく知る人物たちとの出会いや、"彼女"を断片的に捉えた映像、"彼女"が愛用するエルメスのオブジェなどを介して、"彼女"の人物像に迫っていく。
時には"作家"としてではなく、映画監督や撮影スタッフ、出演者の視点でこの物語をとらえることもあるであろう。
バックステージを通り抜けて楽屋を覗いたり、セットにしのび込んだり。エキストラとしてアドリブで演技をしたり、美しい衣装に目を奪われることもあるかもしれない。