くらし情報『展覧会「生誕110年 東山魁夷展」京都・東京で、心の動きを反映した風景画約80点&貴重な障壁画再現』

2018年6月17日 10:35

展覧会「生誕110年 東山魁夷展」京都・東京で、心の動きを反映した風景画約80点&貴重な障壁画再現

展覧会「生誕110年 東山魁夷展」京都・東京で、心の動きを反映した風景画約80点&貴重な障壁画再現

展覧会「生誕110年 東山魁夷展」が、京都・東京で開催される。京都国立近代美術館では、2018年8月29日(水)から10月8日(月・祝)まで、国立新美術館では10月24日(水)から12月3日(月)まで。

“国民的画家”東山魁夷の作品約80点が集結
「生誕110年 東山魁夷展」は、風景の美しさを描き国民的画家とも謳われた東山魁夷の生誕110年を記念した展覧会。代表作である《残照》《道》《緑響く》をはじめ、ヨーロッパや京都の古都の面影を描いた風景画等、本画約70点と習作、合わせて約80点の作品を紹介。京都での開催は30年ぶり、東京では10年ぶりとなる本格的な大回顧展だ。

自然の風景に自らの心を投影
代表的な作品《残照》は、東京美術学校を卒業しドイツ留学から帰国した東山魁夷が官展で特選を受賞した作品だ。終戦前後に妻以外の身寄りを亡くし、空襲で自宅も失って人生のどん底にいた東山魁夷。絶望的な状況の中で写生に出かけた際に、自然の作り出す光景と自信の心の動きが重なり合うことに充実感を覚え、自然に自分の心を投影した風景画を描くようになっていった。
シンプルに1本の道を描いた《道》など、親しみやすい日本の風景画の数々を残したことで、「国民的風景画家」

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