くらし情報『映画『ジュリアン』離婚した両親の間で揺れ動く少年、サスペンスを超えた家族ドラマ』

2018年9月14日 11:00

映画『ジュリアン』離婚した両親の間で揺れ動く少年、サスペンスを超えた家族ドラマ

映画『ジュリアン』離婚した両親の間で揺れ動く少年、サスペンスを超えた家族ドラマ

映画『ジュリアン』が、2019年1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で順次公開される。

離婚した両親の間で揺れ動く少年、サスペンスを超えた家族ドラマ
映画『ジュリアン』は、離婚した両親の間で揺れ動く少年ジュリアンを主人公に、張り詰めた緊張が走る繊細な家族関係を描いたサスペンス。本作が長編監督デビュー作となるフランスの新星グザヴィエ・ルグランが監督・脚本を務めた。

脚本執筆時には、ロバート・ベントン監督・脚本の『クレイマー、クレイマー』、スタンリー・キューブリックによる傑作ホラー『シャイニング』を念頭に置いていたと語っており、その2作品を彷彿させる、ドラマ性の高さと濃密なサスペンス要素が絡む作品となっている。

“子どもが何か言うのではなく、何かを隠さなければならない状況”
「子どもが何か言うのではなく、何かを隠さなければならない状況を大事にした」とはルグランの言葉で、口を真一文字に結んだジュリアンの苦悩する表情からも伝わる“物言わぬ名演技”も、見所の一つとなりそうだ。

賞レースにおいては、第74回ヴェネチア国際映画祭で最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞。

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