2019年1月20日 01:00
ファセッタズム 2019年秋冬ウィメンズコレクション、ゴシックが導くファンタジックな世界
ファセッタズム(FACETASM)2019年秋冬ウィメンズコレクションが、2019年1月16日(水)フランス・パリ市内で発表された。
テーマは“ちちんぷいぷい”
美しいステンドガラスが張り巡らされた、荘厳な雰囲気のゴシック教会が舞台となる今季。キーワードとなるのは、ショー会場とリンクした“ゴシックスタイル”だ。「ちちんぷいぷい」をテーマに、ブランドが得意とするハイブリッドを駆使した自由なファッションの在り方が提案される。
装飾をたっぷりと飾って
メンズと合同で発表されたウィメンズショーは、ワードローブに張り巡らされた装飾が特徴的。虎のモチーフをあしらったブラウスには、首元に大きなリボン、スリーブに腕が隠れるほどのフリルを重ねて。漆黒のダウンには、孔雀の羽根を豊富させる装飾をたっぷりとあしらい、ユニークなフォルムを演出する。
ハイブリッドに潜む遊び心
解体と再構築によって構築されたピースは、デザイナーの遊び心が感じられるユニークなデザイン。
トレンチコートの後見頃をフロントに持ってきたトップスは、そのバックスタイルにビロードで仕立てられたラグジュアリーなジャケットをドッキング。ランダムにあしらわれた不揃いなリボンは、モデルが歩く度にふわりと舞い、予測のできない動きを描いていく。