くらし情報『まとふ 2020年春夏コレクション、徳島に遺された“本物の藍色”をワードローブへ』

2019年10月10日 17:20

まとふ 2020年春夏コレクション、徳島に遺された“本物の藍色”をワードローブへ

まとふ 2020年春夏コレクション、徳島に遺された“本物の藍色”をワードローブへ

まとふ(matohu) 2020年春夏コレクションが、2019年10月7日(月)にまとふ 表参道本店にて発表された。テーマは「藍の源流」。

徳島を舞台に、“藍染め”を巡る旅
2019年春夏コレクションより、映像+プレゼンテーション形式でコレクションを発表しているまとふ。「手のひらの旅」と名付けられているこのプロジェクトシリーズは、今回四国の徳島を舞台に、古くから伝わる日本の伝統染色“藍染め”へと目を向けた。

日本人なら誰しも一度は耳にしたことがあるであろう“藍染め”。しかし近年市場に出回っているその殆どは、化学染料などを使用した人工的な産物であるらしい。

今回デザイナーが訪れた徳島は、かつて藍を原料とした染料「すくも」の国内最大の生産地として栄えていた場所。時代の移り変わりと共に、今では「すくも」を作る藍師たちは、県内全体で5人へと激減してしまったが、植物の栽培から染色までの過程を全て手作業で行う伝統的な技法は世代を超えて守り続けられている。
植物の生命から生み出される、深くて優しい天然の色合い。今季のコレクションは、そんな“ジャパニーズブルー”に染まった美しいワードローブを主役にした。

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