2019年11月28日 23:50
ミナ ペルホネン、ブランドの25年を辿るショーを開催 - “100年続く洋服作り”に掛ける想い
ミナ ペルホネン(minä perhonen)の国内初となるファッションショーが、2019年11月25日(月)に東京都現代美術館にて開催。1995年のブランドデビューから、2020年春夏の新作までを組み合わせた大規模なコレクション「ミナ ペルホネン 1995-2020 → SS/AW COLLECTION "TIME・ME・IT"」が発表された。スタイリングは大森伃佑子、ヘアメイクはESPERが担当。
25年間の軌跡を辿る
会場に選ばれたのは、ミナ ペルホネンの25年間の軌跡を辿る展示会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」の開催地・東京都現代美術館のエントランスホール。普段は人々が行き交うその広々とした空間も、今宵は超ロングランウェイへと変身した。会場に鳴り響くのは、無機質なノイズと、それに相反する生演奏の美しいチェロ。全てがアート空間のようなその特別なランウェイで、ショーが始まりを告げた。
時間の概念を忘れさせる、25年間のピース
「せめて100年つづけたい」。
そんな想いから、デザイナーの皆川明が始めたミナ ペルホネン。流行の入れ代わりが激しいアパレル業界の中で、彼の洋服作りに対する一貫した熱い想いと丁寧な姿勢は、25年たった今でも決して色褪せることはない。