くらし情報『「キース・ヘリング:エンドレス」展が山梨で、最晩年の“祭壇画”彫刻や壁画作品を展示』

2020年3月1日 18:05

「キース・ヘリング:エンドレス」展が山梨で、最晩年の“祭壇画”彫刻や壁画作品を展示

「キース・ヘリング:エンドレス」展が山梨で、最晩年の“祭壇画”彫刻や壁画作品を展示

展覧会「キース・ヘリング:エンドレス(Keith Haring: Endless)」が、山梨の中村キース・ヘリング美術館にて、2021年5月9日(日)まで開催される。

1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト、キース・ヘリング。80年代初頭、ニューヨークの地下鉄広告板にコミカルな絵を描く“サブウェイドローイング”で人気を集めたのち、絵画や彫刻、壁画の制作など多岐にわたる活動を展開する。しかし1990年にエイズの合併症により、この世を去ることとなる。

「キース・ヘリング:エンドレス」は、ヘリングの没後30年を記念しての開催。特に注目したいのは、彼の逝去2週間前に完成した彫刻《オルターピース:キリストの生涯》だ。教会の祭壇画として作られた本作はその伝統を踏襲し、白金箔を施したブロンズの上に、聖母子像や天使をヘリングらしい線で刻んでいる。

また、東京都多摩市で約500名の子どもたちと描いた壁画《マイ・タウン》や《平和》を3年ぶりに公開。
そのほか、初期の絵画作品「無題(男性器と女性器)」や、作家ウィリアム・S・バロウズとの共作《アポカリプス》などを展示する。

【展覧会概要】
展覧会「キース・ヘリング:エンドレス」

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