2021年12月25日 18:35
展覧会「夢二がいざなう大正ロマン」竹久夢二美術館で、抒情画やハイカラな文化を示す資料など約200点
展覧会「夢二がいざなう大正ロマン ―100年前の文化と女性を中心に―」が、東京・本郷の竹久夢二美術館にて2022年1月29日(土)から5月29日(日)まで開催される。
竹久夢二の芸術とともに振り返る“大正ロマン”
「夢二がいざなう大正ロマン ―100年前の文化と女性を中心に―」では、“大正ロマン”を象徴する画家・竹久夢二の芸術と自由恋愛に焦点を当てつつ、大正時代の文化を紹介。抒情画や芸能、ファッションといった文化生活に加え、女学生や令嬢、モダンガールなど、当時の若い女性たちのライフスタイルや流行にも着目する。
さらに、大正ロマンをイメージしたアンティーク着物も特別展示。レトロでノスタルジックな雰囲気だけでなく、現代にも通じる魅力にあふれた大正ロマンの世界を目にすることができる。
和洋折衷の趣を楽しむ抒情画や大正時代の少女雑誌
会場には、竹久夢二の作品を中心に、大正時代の作品や資料約200点が集結。竹久夢二による、和洋折衷の趣を表現した抒情画「独占ひ」をはじめ、高畠華宵や蕗谷虹児、須藤しげるなどによる抒情画を展示。また、10代前半の少女向け雑誌『新少女』や婦人雑誌、少女小説なども紹介する。