くらし情報『展覧会「型染~日本の美」文化学園服飾博物館で、小紋や型友禅など“型染”の着物・衣服が集結』

2022年4月18日 15:25

展覧会「型染~日本の美」文化学園服飾博物館で、小紋や型友禅など“型染”の着物・衣服が集結

展覧会「型染~日本の美」文化学園服飾博物館で、小紋や型友禅など“型染”の着物・衣服が集結

展覧会「型染~日本の美」が、東京の文化学園服飾博物館にて2022年6月15日(水)から8月4日(木)まで開催される。

型を使った染織技法「型染」に着目した展覧会
「型染~日本の美」では、日本の染織文化の中で古くから行われてきた“型染(かたぞめ)”に着目。型染は、紙や木の型を使って布に文様を施す技法だ。モチーフとなるものの形を巧みにとらえて単純化・デフォルメした図案を型に落とし込み、文様を生み出していく。

型を使うからこそ生まれる、整然とした柄の配置やモチーフの反復といった特有の表現には、日本人の文様に対する独特の美意識が見て取れる。モチーフがデフォルメされている分、かえって本質的な表現になっている点も印象的だ。

小紋や板締、型友禅など多彩な型染
会場には、小紋、板締、型友禅など、様々な型染の服飾が集結する。藍一色の精緻な型染から、華やかな多色使いの型染までを時代ごとに分類して紹介する。


江戸時代から現代まで、時代ごとに型染を紹介
型染の衣服は、江戸時代中期頃まで主に武家に用いられていたが、その後町人にも広まり、江戸時代後期には中形で文様を施した浴衣が庶民に広く用いられた。量産に向く型染は日常着を染める際に多用され、幅広く愛用されるようになる。

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