2021年10月12日 05:51
歴代最多の45回の優勝を記録した横綱白鵬、ありがとう!
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。
横綱白鵬 引退
大相撲で歴代最多の45回の優勝を記録した横綱白鵬が、右ひざの状態が思わしくなく、引退することを表明しました。来年あたりは? と思っていましたが、右ひざの回復が遅く、引退を決意したようです。
新横綱、照ノ富士との横綱対決を期待していただけに、誠に残念であります。11月場所まで土俵に上って欲しかったです。
横綱白鵬は、横綱として84場所、優勝45回、並みの横綱ではありませんでした。
ほっそりとした15才の少年がモンゴルから来日して、言葉も判らず、生活がガラリと変った相撲部屋でのケイコの毎日、友人鶴竜はいたものの、よくぞ頑張り通し関取となり、日本の国技、大相撲の看板として相撲ファンを魅了しました。
そして日本国籍も取得。土俵上で見せた厳しい表情とは違い、東日本大震災の被災地や病院を訪問したり、カップメン1万食を贈ったことなどもよく覚えております。
でも近年、その横綱の振る舞いの一部が、批判の的になった事も事実です。