2021年10月18日 13:01
命の火が消えかけた子犬を心配そうに見つめているのは…? 「涙が出た」
アメリカには数多くの動物保護施設があり、一般的に『ヒューメイン・ソサエティ(公立の動物管理局)』では病気などで治療費がかかる場合や、一定の期間内に引き取り手が見つからない動物は、安楽死させられます。
一方で、里親が決まるまで何年でも世話をする民間の施設は『ノー・キル・シェルター』と呼ばれています。
アリゾナ州で動物保護施設『スカイ・サンクチュアリー・レスキュー』を運営するエリー・スミスさんはある日、安楽死させられるはずだった1匹の犬を引き取るため、ヒューメイン・ソサエティを訪れていました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、駐車場にいたエリーさんは、手に子犬を持った女性がヒューメイン・ソサエティに駆け込むのを目にしたのだそう。
その子犬はぐったりしていて、まったく動いていなかったといいます。
「だめよ。ここに連れてきたら、安楽死させられてしまうわ」
そう思ったエリーさんは、急いでその女性を追いかけ、自己紹介をして名刺を渡しました。
それから彼女はいったん車に戻り、「お願い。
電話をかけてきて。さもないと、その子犬は助からない」と祈ります。
すると、数分後に先ほどの女性から「安楽死を勧められました」