2021年11月15日 17:15
席を譲られ、断った高齢男性 その後の対応に「かっこいい!」「見習いたい」
子供の頃から「困っている人がいたら助けましょう」と習うように、社会は助け合い精神で成り立っています。
見知らぬ他人を助けても、直接的なメリットはないといえるでしょう。
しかし、一人ひとりが他人に親切にすることで、助けられた人やそれを見た人へと『優しさの輪』は広がっていくのです。
電車で席を譲られた高齢者が、断ったかと思うと…
電車に乗っていた、りらこ(@riraco123)さんは、素敵な光景を目撃したといいます。それは、電車に乗って来たおじいさんと、男性のやりとり。
席を譲ろうとした男性が声をかけると、おじいさんは笑顔でこう告げたといいます。
「ありがとう。でも、腰が悪いから、立っていた方が楽で…」
腰やヒザの調子が悪い人の中には、座ると身体に負担がかかる場合があります。
このおじいさんの場合は、立っていたほうが向いているそうです。
男性の厚意に感謝しつつ、やんわりと断ったおじいさん。さらに彼は、電車から降りる時、男性にこのように声をかけたといいます。
「さっきはありがとう。嬉しかったよ」
社会では当たり前とされていても、見知らぬ他人に声をかけて席を譲るのは、なかなか勇気が要るもの。