2022年4月13日 10:40
「おやめください」 牛乳パックをケーキ型に使うライフハックに注意!
食べ終わったお菓子の箱を活かした小物入れや、トイレットペーパーの芯でコードを整理する方法など、不要なものを活かしたライフハックは便利ですよね。
しかし、中にはやらないほうがいいライフハックもあるようです。
牛乳パックは焼かないで!
注意喚起をしているのは、一般社団法人日本乳業協会(以下、日本乳業協会)。
ウェブサイト上に掲載している『乳と乳製品のQ&A』で、牛乳パックをケーキ型の代わりにする危険について触れています。
直方体の牛乳パックは、少し形を整えれば、パウンドケーキなどを焼く型の代わりになりそうですが…。
※写真はイメージ
牛乳パックは耐水性、保形性を保つために紙にポリエチレンをラミネートしています。ポリエチレンは、85~95℃でやわらかくなり、100℃を超えると溶け始めます。
そもそも牛乳は10℃以下で冷蔵保存、LL牛乳であれば常温保存が原則ですので、牛乳パックが加熱されることは想定されておりません。
一般社団法人日本乳業協会ーより引用
オーブンで焼いた場合、ラミネートが溶ける危険があることから、日本乳業協会は「ケーキ型の代わりに牛乳パックを使用することは避けてください」