2022年8月11日 18:39
奈良で目にした不動明王の『解説文』 「ありがたすぎる」「ワードセンスに笑った」
無宗教国家とされる一方で、八百万の神々を信仰する多神教の国ともされる日本は、ちょっぴり不思議な国といえるでしょう。
特に信仰の強い人でなくとも、仏様だけでなく、森羅万象に宿った神様に願いごとをするのは、日本ではよくあることです。
神様の解説に「なんてありがたいんだ…!」
奈良県吉野郡を訪れたカステラ(@trartra)さんは、不動窟鍾乳洞に足を運びました。
観光名所の1つである不動窟鍾乳洞は、およそ1300年前に発見されたといわれており、日本遺産にも登録された場所。
洞窟内には五大明王の1人である不動明王がまつられており、不動明王について解説した看板も設置されています。
その看板を見たカステラさんは、心からこう思いました。「ありがたすぎる」…と。
不動明王は眉を吊り上げた怖い表情や、剣を握ったポーズとは裏腹に、慈悲に満ちた心の持ち主。
迷いや苦しみから人々を救い、戦勝や悪魔退散に加えて、学業成就、健康長寿、厄除災難など、さまざまな願いを叶えてくれるとされています。