秋到来を爽やかに告げてくれている『金木犀』の匂いは特段の香り
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言(ひとりごと)』にお付き合いください。
金木犀の香り
キンモクセイの香りを町中でも感じるようになりました。拙宅には二本のキンモクセイがありますが、窓を開けると、実にいい匂いを届けてくれております。
町中を歩いていてもこの匂いを嗅ぐと、何処にその木があるかと探します。
黄色の小花が密に咲き、そんなにキレイとは思いませんが、その『匂い』は特段の香りだと思います。
金木犀だけでなく、銀木犀もありますが、銀は金ほどのにおいはしませんね。
拙宅の修善寺の山荘に、金木犀と銀木犀を並べて植えたのですが、銀木犀は、かすかな匂いがするだけでした。銀木犀には『銀』なりの風格はありますが・・・。
ところで毎年、この時季にぶつかり、はね返されているのが、この金木犀の『木犀』の字です。
覚えていた筈が、見事に忘れています。『薔薇』の字に挑戦したことがありますが、見事に失敗、失念したのと同様です。
木犀は、この時季でしか使わないので、どうやらすぐ忘れるようです。植物は今、片仮名書きですので、漢字の金木犀は、きょう覚えても、明日には忘れているような気持がしております。
『金木犀』と『キンモクセイ』。
やはり漢字の方が重みや存在感があるような気持ちですね。
『キンモクセイ』だと、路端の小花のような感じです。『金木犀』だとその樹木の形や花の匂いまでが伝わってくるようです。
本日は紺碧の秋の空、秋到来を爽やかに告げてくれている金木犀の匂いを感じてみようと、それではこれより ぶらり散歩にでかけて参ります。
<2022年10月>
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。
2022年現在、アナウンサー生活64年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
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