晩秋に見かける柿の木の『木守り』は、ぜひ残してほしい風景
『木守り』もその一つですが、『木守り』の風景や、ことば を若い方が、その景色を想像し、或いは、この時季、柿の木の『木守り』を探して歩くとか、昭和のアナウンサーの『つぶやき』を心に留めて置いて下さればこんなに嬉しいことはありません。
果実などの話が出たときに、自慢話でこの『木守り』の話しなどをして下されば、なお嬉しいですね。
当方のご近所には、柿の木が塀から覗いているお宅が数軒ありますので、この晩秋の散歩は『木守り』探しでたのしむ予定であります。
<2022年11月>
フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2022年現在、アナウンサー生活64年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
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