2023年2月11日 13:37
「行方不明者を探しています」を簡単に拡散してはいけない理由 「気を付けたい」「知らなかった」
SNSが発達し、今や遠く離れた人とも簡単にコンタクトをとることができるようになった現代。
インターネットの進化は、私たちの生活を便利にしてくれる一方で、残念なことに犯罪にも利用されています。
世の中には、常人では思いつかないような手を使い、時には他者の善意を利用してまで悪行を働く人が存在するのです。
『人探しの投稿』を簡単に拡散してはいけない理由
シェア機能に長けたSNSで、『拡散希望』のひと言とともに、こういった投稿を目にしたことはありませんか。
「家族が行方不明になりました。目撃情報を待っています」
行方不明者は、昔から全国でたびたび報告されています。多くの人に情報を拡散できるSNSは、目撃情報を募りやすい場といえるでしょう。
近しい人が突然いなくなる不安は、誰もが想像できるはず。
だからこそ、そういった投稿を目にした人は、「拡散するだけで協力できるなら、ぜひ力になりたい」と思うのではないでしょうか。
しかし、拡散する前に一度立ち止まり、確認してほしい点があります。
善意が『加害』につながってしまう恐れ
投稿に、行方不明になった対象の情報が細かく記載されていたら、信用してしまうのは仕方のないこと。