2023年5月5日 14:42
自称『イクメン』の父親 子育てを偉そうに語っていたけど、実態は…
「女性は家事、男性は仕事」という昔ながらの考えが、父親の子育て参加を阻む原因の1つとなっていた日本。
2010年頃から広まった、子育てに積極的な父親を『イクメン』と呼んで応援するブームは、社会をいくらか改善することにつながったといわれています。
男性の長時間労働や、困難だった育児休暇の取得が見直され、子育てをしやすい環境へと一歩前進したのです。
しかし、そんな『イクメン』ブームが残したのは、子育てにプラスなことばかりではありませんでした。
『本物と偽物の違い』
漫画家やイラストレーターとして活躍する、うめじろう(umeda_umejiro)さんは、『イクメンあるある』といえる創作漫画を描きました。
自称『イクメン』の男性は、偉そうな態度で子育ての持論を語っていたのですが…。
家事や育児を難なくこなしているのかと思いきや、おむつ替えは妻に丸投げ!
そう、この漫画の男性は、子育ての楽しいところにのみ関わり、自分がやりたくない部分は放棄しているのです。
ほかの父親よりも優位に立ち、周囲にちやほやされるためだけに『イクメン』を自称しているのでしょう。
内実のともなっていない『イクメン』は実社会でも多数現れ、人々の反感を買いました。