2023年7月31日 12:00
ケガをした足を見せてくれない犬 獣医師がとった『行動』に「素晴らしいドクター」
そういって、犬に少し近付き、優しく犬の顔をなでるトーマスさん。
犬に自分の手の匂いをかがせて、安心してもらおうとします。
それから彼は「昨日、足の爪をケガしたんだって?足を見せてくれるかな?」と話しかけながら、そっと左脚を持ち上げます。
すると…犬は拒絶せず、トーマスさんに左脚を見せてくれました。犬はトーマスさんの誠意を感じ取り、「この人は信用しても大丈夫」と思ったのでしょう。
この動画には、トーマスさんの犬に対する接し方に称賛の声が上がっています。
・この犬は「怖いけれど、あなたを信じていいんだよね?」って顔をしているね。
・あなたのような獣医師がもっと必要だ!
・犬は相手を見て、素晴らしいドクターかどうかが分かるんだよ。
診察の結果、足の爪は折れていなかったため、薬を処方されて、犬は帰宅したそうです。
トーマスさんに対して右脚しか見せようとしなかった時と、左脚を見せてくれた時の犬の表情にも変化が。
最後のほうは「この人、いい人かも」というような、穏やかな表情に見えます。
人間と違って言葉が通じない動物の患者には、「今から診察をしますよ」と伝えることができません。