ペットボトルの底、形状がバラバラなのはなぜ? 理由に「だからか」「納得です」
![※写真はイメージ](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FGrape%252F2023%252FGrape_1467754%252FGrape_1467754_240b09e98d3960c56468_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
スーパーやコンビニには、たくさんのペットボトル飲料が並んでいます。よく観察してみると、それぞれの形が微妙に異なっていることに気付くでしょう。
同じ飲料用ペットボトルなのに、なぜさまざまな形が存在しているのでしょうか。日常生活で抱きがちな疑問を、飲料メーカーであるサントリーの公式Q&A情報から解説します。
ペットボトルの「底」に注目
ペットボトルの形の違いで、特に気になるのが「底」部分です。お茶やお水のペットボトルの底が比較的シンプルな形状をしているのに対して、炭酸飲料入りのペットボトルは独特な形をしています。
これは、炭酸の圧力でペットボトルの形が変わるのを防ぐためです。お茶やお水のペットボトルのようなシンプルな形状の底を採用すると、炭酸の圧力によりボトルが変形し、立てられなくなる可能性があるでしょう。
だからこそ、ペットボトルに使われている素材そのものの強度を高め、5つの花びらのような「足」を付けています。複雑な形状にすることで、炭酸の圧力に負けずペットボトルを自立させられるというわけです。
サントリーによると、「丸みを持った5枚の花びらのように見えることから、ペタロイド(花弁)