2024年4月3日 10:00
うなぎが一番おいしいのは、結局いつ? 生産者の回答に「知らなかった」
うなぎといえば、「夏に栄養を付けるために食べるもの」というイメージがありますよね。
『土用の丑の日』になると、必ずうなぎを食べるという人もいるかもしれません。
しかし、うなぎの旬の時期は、実は夏ではなく冬なのをご存じでしょうか。
冬のうなぎは冬眠前に栄養をたくわえる
『土用の丑の日』にうなぎを食べるように、うなぎは夏が旬の食べ物というイメージがあります。では、なぜ冬のほうがおいしいのでしょうか。
国内のウナギ養殖の生産者団体である、日本養鰻漁業協同組合連合会に聞いたところ、「うなぎは冬眠する前に栄養をたっぷりと蓄えるため、夏よりも冬のほうがおいしいといわれています」とのこと。
秋から冬にかけて獲れるうなぎは、『新仔(しんこ)うなぎ』と呼ばれており、脂がのって非常においしいとされています。
夏の『土用の丑の日』にうなぎを食べる文化は、諸説ありますが、江戸時代に平賀源内が考案したアイディアによって広まったとされています。
実はこれは、時期外れの夏のうなぎを売る方法として生まれたもの。古くから、「うなぎは冬のほうがおいしい」ということは知られていたのです。
※写真はイメージ
養殖うなぎはいつでも旬のおいしさ
ただし、「うなぎの旬は冬」