新人介護士をざわつかせた、ベテランの一言 「ハッとさせられた」「なるほど」
提出物なんてものは元からありません。今みなさんが感じたことが、認知症の方々の気持ちです。この気持ちを忘れないように。
※写真はイメージ
加齢によって発症する病気の代表格といえる、認知症。歳をとるほど発症率が上がっていき、65歳以上になると5~6人に1人が罹患するといわれています。
主な症状はその名の通り、認知機能の低下。ついさっき起こった出来事を忘れてしまうなど、物忘れが多くなってしまいます。
教育担当者が求めた、レポートの提出は真っ赤なウソでした。
新人たちが忘れたわけではなく、一度たりともレポートの提出について告げられていなかったのです。
「覚えていない」という不安やあせりは、認知症の当事者が日々感じているもの。その気持ちを身をもって体感してもらうため、教育担当者はウソをついたのでしょう。
これから何度も向き合っていくであろう、認知症の人の気持ちを、新人たちに実感させた教育担当者。その対応に、ネットからは称賛の声が上がりました。
・ハッとさせられた。自分も理解しているつもりでも、実際はできていないのかも。
・言葉の説明だけでは理解できないことも多い。
身をもって実感するって本当に大事だ。