春菊、何分ゆでるのがベスト? 味の素の目安で「え、すんごい甘い!」
10~3月頃が旬の春菊。みなさんは、春菊と聞くとどんなイメージが浮かぶでしょうか。
鍋の彩りや独特な香りのほか、苦みのある味を思い浮かべる人も多いはず。
そんな春菊ですが、調理方法のコツをつかむと簡単においしく食べられますよ。
筆者は、味の素株式会社(以下、味の素)が運営するウェブサイト『AJINOMOTO PARK』に掲載されていた、春菊の苦くなりにくい調理方法を試してみました。
苦くなりにくい春菊の調理方法
『AJINOMOTO PARK』によると、以下が調理のポイントだそうです。
葉と茎は加熱時間が違うので、分けておいて時間差調理するのがポイント。
葉の部分は加熱しすぎると苦みが出てくるので、苦みが苦手な人は加熱のしすぎに注意が必要。
鍋などに入れる時は、仕上げに加えることで、苦みを抑えられ春菊のさわやかな香りを存分に味わうことができます♪
葉の加熱時間は30秒から1分以内が◎ 茎は太さにもよりますが、葉よりも1分ほど早めにゆではじめるとちょうどよく火が通ります。
味の素パークーより引用
春菊のあの苦みは、どうやら煮すぎてクタクタになった葉が原因のようです。
ほうれん草などにも含まれる、アク成分のシュウ酸が気になりますが、春菊は意外にも少なめ。そのため、下ゆでせず鍋の最後にさっと入れても大丈夫なのですね。
それでは、早速調理してみましょう。まず、春菊の葉と茎を切り離します。
葉は30秒から1分ほどゆで、茎は1分30秒から2分ほどゆでました。
さっと短時間でゆでたことで、鮮やかな緑色に仕上がりました。
気になるその味は…苦みがなくておいしい!口の中に広がる葉の独特な香りも、さわやかでクセになりそうです。
茎はとても甘みがあり、よい意味でイメージが変わりました。
新鮮なものや葉が小さめで細かい切れ込みの入った柔らかいものは、生でも食べられるそうですよ。
ちなみに、保存する際も葉と茎を切り離し、葉は乾かないように濡れたキッチンペーパーに包んでから、立てて冷蔵庫の野菜室に入れておくと長持ちします。春菊のおいしい季節にぜひ試してみてくださいね。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]