2024年3月7日 11:37
農林水産省「絶対やめて!」 注意喚起に「絶句した」「広まってほしい」
私たちが日々口にしているご飯や食材は、全国の農家がさまざまな工夫を施し、生産しているもの。
新鮮でおいしい食材を多くの人に届けるべく、悪天候や害虫といった困難と闘いながら、田畑と向き合っています。
しかしそういった努力は、少数の人の迷惑な行動によって、踏みにじられてしまう可能性もあるのです。
農林水産省、ジャンボタニシの放飼に「絶対にやめて」
2024年3月6日、農林水産省は各種SNSアカウントを更新。日本の農業を守るため、全国の人に向けた注意喚起を行いました。
その内容は、「ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の放飼はやめて」というもの。
1980年代に食用の貝として日本国内に輸入された、ジャンボタニシ。しかし、野生化したことで水稲栽培への食害が報告され、問題視されています。
※写真はイメージ
農林水産省は、SNSやウェブサイトを通して、このように呼びかけました。
発生を拡大させないため、除草目的の放飼は行わない。
≪防除のポイント≫
・一旦定着した本貝を根絶することは困難なこと、また周辺の水田にも影響が及ぶことから、本貝の除草目的での放飼は行わない。
農林水産省ーより引用
また、ジャンボタニシは卵も危険なことで知られています。