2024年4月17日 12:00
ガソリン携行缶、温度変化に気を付けて! 国民生活センターの注意喚起に「なんてことだ」
ガソリンを運搬する機会がある人は、自宅にガソリン携行缶があるのではないでしょうか。
燃料切れにも備えられる便利なものですが、扱い方を間違えると大事故を引き起こす可能性があるため、正しく扱う必要があります。
取り扱い方を間違えると事故の原因に
ガソリン携行缶は便利である一方、扱い方を誤ったために漏れや事故を起こすケースが報告されています。
国民生活センターによると、引火の危険性があり、過去には多くの死傷者や怪我人が出た大事故も起きているのだとか。
そもそもガソリンは気化しやすく、マイナス40℃の低温でも気化が続いています。
常温でも蒸気が発生しているため、ライターや静電気のような小さな火でも爆発・燃焼を起こすこともあるほど、取り扱いに注意が必要な物質なのです。
「ガソリン携行缶に入れておけば気化しても広がらないし、安全なのでは?」と思うかもしれませんが、保管する場所によってはその限りではありません。
高温・温度変化の大きい場所は危険
高温の場所に保管したガソリン携行缶のキャップを外すと、ガソリンが激しく噴出するおそれがあります。また、温度変化の大きい場所で保管すると、内圧の変化が繰り返され、亀裂が生じたり中身が漏れるおそれがあります。