肉はパックごと冷凍しちゃダメ! 企業の解説に「もうやめます」
買った時にはまだドリップが出ていなかったとしても、帰宅時や冷凍するまでの間に起こる温度変化で出てしまうことも少なくありません。
パックが断熱材になってしまう
さらに、パックは冷凍時に断熱材代わりになってしまい、冷凍に時間がかかってしまいがちです。
時間をかけて冷凍すると肉のうまみが逃げるため、保存袋に移して金属トレイに載せてから冷凍したり、冷蔵庫の急速冷凍機能を使ったりすることが肉のおいしさを保つ秘訣です。
パックのままの冷凍は衛生面の理由からもおすすめできません。パックの中にはドリップを吸収するためのシート(ドリップ吸収シート)が敷かれていますが、ドリップには水分・タンパク質などが含まれており、時間が経過すると不衛生な状態になってしまうのです。
冷凍まで時間がかかることや、食中毒の可能性を考えると、やはりパックのままの冷凍は避けたほうがよさそうですね。
冷凍前・冷凍時に気を付けたいこと
肉を冷凍保存する予定がある場合は、冷凍前や冷凍時に少し手間をかけるとおいしさを保ちやすくなります。
まず、購入時にはしっかりパックの中を確認しましょう。ドリップが多く出ているものはすでに冷凍・解凍されている可能性があり、冷凍保存をすると再冷凍になってしまいます。