ダイコンを切ったら中が青い コレって食べられる? 農水省の解説によると…
ダイコンを食べようとカットしてみたら、中が青くなっていて驚いた経験はありませんか。
保存方法に問題があったのか、そのまま食べても大丈夫なのか、不安を感じる人も多いでしょう。
農林水産省公式サイトの消費者相談コーナーより、ダイコンが青くなる秘密を解説します。
ダイコンの切断面が青くなる理由は原因不明!?
ダイコンをカットした時に中が青くなっている理由について、農林水産省の公式サイトでは以下のように説明しています。
大根の切断面が青くなっているのは、「ダイコン青変症」によるものです。
ダイコン青変症とは、大根を収穫した数日後に、大根内部に青色が生じる生理障害です。 ダイコン青変症の色素についてはまだ解明されていません。
食べても害はありませんが、食味も悪くなるので新鮮なうちに食べきりましょう。
農林水産省ーより引用
ダイコンが青くなる現象は昔から知られていて、その原因は『アントシアニン』だと考えられてきました。
徐々に研究が進められる中で、ダイコンに含まれる青色色素には、アントシアニンにはない特徴が見られることが分かっています。
具体的な色素の種類やメカニズムについては、いまだに解明されていません。