レンコンのアク抜きは必要? 農家の回答に「そうだったのか」
レンコンはシャキシャキ食感が特徴で、食物繊維といった栄養素も豊富な野菜です。
筑前煮など煮物のほか、はさみ揚げといった揚げ物にも使われますよね。
レンコンを調理する際、ネット上では、よく「アク抜きをしましょう」といったレシピを見かけたことがあるでしょう。これは本当に必要なのでしょうか。
千葉県で完全無農薬のレンコンを栽培している『里山れんこん』の竜田藍子さんに取材しました。
無肥料・無農薬・自然栽培でレンコンを生産する『里山れんこん』。
豊富な湧き水があり、生き物もたくさんいて、隣の除草剤や農薬などが飛んでくる心配もないという環境でレンコンを育てています。
※画像提供:里山れんこん
レンコンはアク抜きしないほうがいい!
竜田さんにうかがったところ、一般的にいわれている「アク抜きは必要ない」とのこと。
特に煮物などで火をしっかり通す場合には、レンコンのアク抜きはまったく必要ないそうです。
レンコンは栄養豊富な野菜ですが、水にさらしたり、しっかりゆでたりすると、ビタミンCなどの水溶性の栄養が水に溶け出て抜けてしまうといいます。
サラダなどでレンコンを生っぽく食べたいのであれば、さっとゆでるのがおすすめとのこと。