「絶対に触らないで」 ピンクの粒の正体に「知らなかった…」「広まるべき」

少しずつ気温が上がり始める春は、過ごしやすい時期。陽気も心地よく、外出をしたくなりますよね。
『芽吹きの時期』といわれるだけあって、多くの草花が美しい姿を見せるほか、さまざまな生き物が姿を現します。
だからこそ、外で珍しいものを目にした時は、近寄ってじっと観察したくなるものです。
春から夏にかけて大量発生する『ジャンボタニシの卵』に要注意!
春から夏にかけての時期、ベリー系のフルーツやお菓子のようにも見える、ピンク色の粒を目にしたことはありませんか。
幼い子供が口にしたくなってしまいそうな見た目ですが、実はこの粒は、多くの自治体が注意喚起をするほどに危ないものなのです。

ジャンボタニシの卵
その正体は、ジャンボタニシ(別名:スクミリンゴガイ)という大型巻貝の卵。
ピンク色の卵には、PV2という神経毒が含まれています。また、寄生虫が潜んでいる可能性もあるのです。
ジャンボタニシは4月から産卵を開始。その後も数百から数千もの卵を産み続け、活動期はなんと、涼しくなってくる9月上旬まで続きます。
卵は植物の葉や茎、水路の壁に産み付けられることが多いものの、派手な色をしているため、目に付きやすいといえるでしょう。