代用できる?できない? 『キッチンハイター』と『ハイター』の違いに「そうだったのか」

衣類用の漂白剤である『ハイター』と、台所周りの除菌や消臭に使える『キッチンハイター』。
「両者は違うものなのか」「それぞれを代用品として使用できるのか」など、消費者にとっては疑問が多い製品です。
製造販売元である花王株式会社(以下、花王)のウェブサイトでは、両者の違いについて解説しています。
両製品を安全に使うための基礎知識として、ぜひ参考にしてみてください。
キッチンハイターとハイター、実は成分に違いあり

ドラッグコーナーの衣料用洗剤コーナーで見かける『ハイター』と、キッチン用洗剤コーナーに並べられている『キッチンハイター』。
花王のウェブサイトによると、両者には以下の違いがあるそうです。
「ハイター」と「キッチンハイター」は、どちらも次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする塩素系の漂白剤ですが、台所で使う「キッチンハイター」には洗浄成分がプラスされているので、漂白と同時に軽い汚れまで落とせるのが特徴です。
花王ーより引用
キッチンハイターにのみ含まれる『アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム』という成分は、界面活性剤の1種です。
水と油の両方の性質を持ち、汚れを浮かせて落とす効果が期待できます。