効きが悪い時は『外』を確認! 三菱電機に聞いたエアコン手入れのポイント
エアコンの手入れと聞くと、室内機のフィルター掃除を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、冷暖房の性能は室外機の状態にも大きく左右されるとされています。
室外機は外気と熱を交換する役割を担っており、周囲の環境が悪いと本来の性能を発揮しにくくなるためです。
そこで当記事では、室外機の簡単な手入れについて、三菱電機株式会社(以下、三菱電機)に聞いてみました。
室外機の周囲が汚れていると?
春は花粉や黄砂が多く、屋外に設置されている機器に汚れが付着しやすい時期です。
これらが室外機の吸い込み口や吹き出し口をふさいでしまうと、空気の流れが悪くなり、熱交換の効率が低下する可能性があります。
その結果、エアコンが余計なエネルギーを使い、電気代の増加につながるケースも少なくありません。
※写真はイメージ
そのため、多くのメーカーでは室外機周辺の定期的な確認や清掃をすすめています。
とはいえ、難しい作業が必要というわけではありません。まずは室外機の周りに物を置いていないか確認することが大切です。
三菱電機では、室外機の上部は原則開放、背後は100mm以上、前面は200mm以上、左側は100mm以上、右側は350mm以上あけることを推奨しています。
植木鉢や収納ケースを近くに置いたり、ダンボールなどを立てかけたままにしたりすると、空気の通り道が狭くなるとのこと。
吸い込みや吹き出しの効率が落ちる可能性があるため、注意が必要です。
撮影:grapeライフハック編集部
また、落ち葉やゴミがたまっていたら、取り除いておくとよいでしょう。
簡単な手入れを行うだけで全然違う!
吸い込み口の周りに付着したホコリや汚れは、やわらかいブラシなどで軽く払う程度で問題ないとされています。
ただし、内部の部品に水を直接かけたり、無理に分解したりするのは避けた方がよいでしょう。
撮影:grapeライフハック編集部
故障の原因になるおそれがあるため、内部の本格的な清掃は専門業者に依頼するのが安全です。
こうした簡単な手入れを行うことで、室外機の空気の流れがスムーズになり、エアコンの負担が軽減される可能性があります。
結果として冷暖房効率が保たれ、電力消費の抑制も期待できるでしょう。
撮影:grapeライフハック編集部
本格的に夏を迎える前に、点検や手入れをしておくと安心です。
まずは周囲の清掃と、物を置かない習慣づけから始めてみてはいかがでしょうか。
[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]