冷蔵庫、壁からどれくらい離してる? 最適な『距離』を三菱電機に聞いた
冷蔵庫を設置する時、なるべく壁にぴったり寄せたほうがスペースを有効に使えると考える人が多いかもしれません。
しかし実は、冷蔵庫は壁との距離が近すぎると消費電力が増える可能性があります。
その理由は、冷蔵庫の放熱構造にあるようです。
当記事では、冷蔵庫は壁からどのくらい離して設置すべきか、三菱電機株式会社に聞いてみました。
冷蔵庫の中が冷たい仕組みとは
冷蔵庫は内部を冷やすため、庫内の熱を外に逃がす仕組みになっています。
放熱パネルなどを通じて、庫内で発生した熱を周囲の空気へ放出しているのです。
ところが、壁にぴったりと設置してしまうと空気の流れが悪くなり、放熱が十分に行われない場合があります。
※写真はイメージ
放熱がうまくいかないと、冷蔵庫は庫内を適切な温度に保つために余分なエネルギーを使ってしまうとのこと。
結果、コンプレッサーの稼働時間が長くなり、消費電力が増えてしまうことがあるのです。
つまり設置スペースが不足していると、気づかないうちに電気代がかさむ原因になる可能性があります。
※写真はイメージ
冷蔵庫の周囲には数cmの隙間を設けるべき
多くのメーカーでは冷蔵庫の周囲に一定のスペースを確保することを推奨しているようです。
三菱電機株式会社によると、上部は50mm、左右は5mm以上の隙間を設けることが望ましいとのこと。
ただし、必要な距離は機種によって異なります。
最近のモデルのなかには、側面の放熱を抑えた設計のものもあり、壁との距離を比較的狭くできるタイプも登場しているようです。
設置時には、必ず取扱説明書で推奨されている設置スペースを確認してください。
※写真はイメージ
メーカーごとに設計が異なるため、目安だけで判断するのは避けたほうが安心でしょう。
特に背面や上部のスペースは見落としやすいポイントとされています。
見落としはないか、十分に確認してから設置しましょう。また、冷蔵庫の周囲に物を置きすぎないことも大切です。
側面や上部を収納スペースのように使ってしまうと、空気の流れが妨げられる場合があります。
スペースを確保して少しでも節約を!
このように放熱スペースを確保することで冷却効率が保たれ、結果として節約効果も期待できるでしょう。
節約をしたいと考えている人は、一度冷蔵庫の周囲を見直してみてください。
少し配置を変えるだけで、電気代の削減につなげられるかもしれません。
[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]