ニンニク保存するなら、ビニールor新聞紙←どっち? プロが回答
炒め物やパスタ、スープなど、さまざまな料理に活躍するニンニクですが、1玉買っても使い切れずに余らせてしまうことはないでしょうか。
ニンニクには常温や冷蔵などさまざまな保存方法がありますが、どれを選べばいいのか迷うこともあります。
そこで、ニンニクの栽培から販売まで一貫して手がける『にんにくのよしだ家』(以下、よしだ家)に、保存方法ごとの特徴や選び方のポイントについて教えてもらいました。
知っておきたい!ニンニクの保存期間の目安
ニンニクの保存期間は、方法によって大きく異なります。よしだ家によると、おおよその目安は次の通りです。
・常温:約2週間
・冷蔵:約3週間
・冷凍:約1年
・乾燥:約1年
※写真はイメージ
また『丸ごと未使用』の玉の状態より『バラした使いかけ』のほうが発芽発根が進みやすいため、できるだけ早く使い切るようにしましょう。
冷蔵保存のコツと注意点
皮つきのニンニクは、玉のままでもバラした状態でも、新聞紙に包んで冷蔵庫で保存します。
ビニール袋は湿気がこもり、カビの原因になるため避けたほうが安心です。
一方、カットしたニンニクは切り口から香りや有効成分が失われやすくなります。
できるだけ1粒ずつ使い切るのがおすすめです。
また、一般家庭の冷蔵庫は、ニンニク専用の保管庫より温度が高いため、長期保存にはあまり向いていません。
保存する場合はチルド室など温度の低い場所を選び、においが庫内に広がりやすい点にも注意しましょう。
冷凍保存なら長持ち状態別の保存方法を紹介
長期間保存したい場合は、冷凍がおすすめです。フリーザーバッグなどに入れて冷凍しましょう。
冷凍方法ごとの特徴は以下の通りです。
冷凍方法 特徴 皮つきのまま 下準備が楽だが、使う時に皮を剥く必要がある。
皮を剥いてから 冷凍前に手間がかかるが、調理時はすぐ使える。 みじん切り、すりおろし 必要なぶんだけ使いやすい。
冷凍したニンニクは、凍ったまま調理に使いましょう。
解凍してから使うと香りや風味が損なわれやすくなるためです。なお、冷凍状態でも包丁で切ったり、すりおろしたりできます。
また、みじん切りやすりおろしにしたニンニクは、保存袋の中で薄く広げて冷凍しておきましょう。
必要なぶんだけ折って取り出せるので、使いたい時にサッと使えて便利です。
ただし、冷凍保存したニンニクは『丸ごと素揚げ』や『丸焼き』など、形を生かす料理には向いていません。
炒め物やスープなどであれば問題なく活用できます。
すりおろし保存で風味をキープするには
すりおろしたニンニクを保存する場合、オイル漬けがもっとも香りや風味を保ちやすい方法です。
※写真はイメージ
一方、冷蔵保存では香りが飛びやすいため、すりおろした後はできるだけ早めに食べ切りましょう。
冷凍であれば、風味の低下をある程度抑えられます。
ただし、すりおろしたニンニクは発酵しやすい点に注意が必要です。
保存状態によっては爆発する恐れもあるため、取り扱いには十分気をつけましょう。
芽が出たニンニクは食べられる?
ニンニクから芽が出てしまった場合、食べても問題はありません。ただし、芽が出ると風味は落ちてしまいます。
※写真はイメージ
また、調理中に芽の部分が焦げやすいため、使う際は取り除いておくのがおすすめです。
旬の時期に買ってまとめて保存しておこう
よしだ家によると、ニンニクは6月下旬頃に年に一度収穫される野菜。
旬の夏場がもっとも栄養価や風味が高いとされています。
そのため、掘りたての生ニンニクが手に入る時期にまとめて購入し、冷凍保存やオイル漬け、酢漬けにしておくと、旬ならではの風味を長く楽しめますよ。
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ニンニクを購入する際は、保存方法にも一工夫して、最後までおいしく使い切りたいですね!
[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]