使った後の揚げ油、捨てるの待った! 日清オイリオから聞いた正しい再利用

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使った後の揚げ油、捨てるの待った! 日清オイリオから聞いた正しい再利用

揚げ物をした後「この油、まだ使えるかな」と迷った経験はありませんか。

揚げ油の消費を減らしたいと思いつつ、くり返し使うことで起きる油の劣化や衛生面が気になる人もいるでしょう。

そこで、揚げ油の使用回数の目安や使い方、注意点などを日清オイリオグループ株式会社に聞いてみました。

揚げ油の使用回数は3〜4回が目安


揚げ油の使用回数は、一般的に3〜4回が目安です。ただし、油の種類や揚げる食材、調理温度や時間によって異なるため、回数だけでなく油の状態をこまめに確認することが大切です。

例えば、魚や鶏肉、牡蠣などは食材の成分が溶け出しやすく、油が汚れやすい傾向にあります。また、フライやから揚げなどのパン粉や小麦粉が沈みやすい料理も、油が汚れやすい料理の1つです。

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※写真はイメージ

揚げ油を長持ちさせるには、最初に野菜の素揚げや魚介の天ぷらを揚げ、その後にフライやカツ、下味のついたから揚げといった順に使うとよいでしょう。


また、揚げるたびに新しい油を少し足す『さし油』も効果的です。

メーカーが推奨する揚げ油の使い方


揚げ油は、最低でも鍋底から3〜3.5cmの量を入れましょう。食材を入れすぎると油の温度が下がりやすいため、食材が油の表面の3分の1~2分の1を占める量を目安に、少しずつ揚げるのがポイントです。

また、食材に火が通っていなかったり、衣がベタついたりするのは、揚げ油の温度が低いことが原因かもしれません。温度計がない場合は、油に入れた菜箸や揚げ物の衣の様子が、温度を見極める目安となります。

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目安を表にまとめてみましたので、温度の見極めの参考にしてください。

高温(180〜190℃)・菜箸全体から勢いよく泡が出る。
・衣がすぐに浮き上がる。
中温(170〜180℃)・菜箸全体から細かい泡が出る。
・衣が途中まで沈んでから浮き上がる。低温(150〜160℃)・菜箸の箸先から静かに細かい泡が出る。
・衣が鍋底に沈んでから浮き上がる。

揚げ油を上手に保存する5つのポイント


揚げ油を上手に保存するには、以下の5つのポイントを意識することが大切です。

1.直射日光や蛍光灯を避け、涼しい場所で保管する。

2.コンロ周辺や車内など高温な場所を避ける。

3.保存品は定期的にチェックし、長期間放置しない。


4.虫やゴミが入らないように蓋をきちんと閉める。

5.開封後は1〜2か月を目安に使い切る。

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なお、油は常温保存の商品のため、開封後でも冷蔵庫に入れる必要はありません。

揚げ油が劣化する原因


揚げ油が劣化する原因の1つが、油の酸化です。油の酸化は、空気中の酸素と油が反応して起こる変化のことで、酸素以外にも『光』や『高温』などによって進むとされています。

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酸化した油は消化吸収しにくい性質があるのが特徴です。極端に劣化しているものを使用したり、大量に食べたりすると、下痢や嘔吐、腹痛など食中毒に似た症状が出るため注意しましょう。

劣化した揚げ油を見分ける5つのチェックポイント


次のような状態は、揚げ油が劣化しているサインです。


使った後の揚げ油、捨てるの待った! 日清オイリオから聞いた正しい再利用

1.加熱時に枯れ草や塗料のような油臭いニオイがする。

2.色が濃くなっている。

3.温度が下がった時にトロリと粘りが出ている。

4.180℃程に温めた時に煙が出てくる。

5.揚げている食材が見えないくらい泡が出ている。

これらの状態に当てはまった時は、油が劣化している可能性が高いと言えます。使用は控えましょう。

揚げ油の状態を確認してから使おう


揚げ油を使うたびに、ニオイや色、粘り気などを確認する習慣をつけておけば、安全でおいしい揚げ物が楽しめます。


油の量や温度、調理方法などを意識しながら、揚げ油をムダなく上手に使いこなしましょう。

[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]

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