ホットケーキミックス、よく混ぜたほうがふっくらする? ざっくり混ぜた場合と比べてみた結果
自宅で簡単に作れて、朝食やおやつにぴったりなホットケーキ。
近年では、厚みのあるふわふわのタイプが人気ですが、市販のホットケーキミックスとパッケージに指定されている副材料だけで、カフェで食べるようなホットケーキを作ることはできるのでしょうか。
生地を作る方法と型の使用の有無による厚さの違いを調べてみました。
6通りの作り方を比較
材料と加熱器具は共通です。材料はホットケーキミックス150g、牛乳1カップ、卵1個。フライパンに弱めの中火で中心温度が約165℃になるまで加熱し、生地100gを入れました。焼き時間は表4分、裏2分。型を用いる場合は表5分としました。
撮影:エフシージー総合研究所
生地の混ぜ具合は、卵と牛乳をよく混ぜて粉を加え、ダマが残る程度で混ぜ終える『ざっくり混ぜ』、滑らかになるまで混ぜる『よく混ぜ』の2通りを比較します。
泡立てた卵にもケーキ生地を膨らませる働きがあるので、卵白のみを泡立てる『メレンゲ』、全卵を泡立てる『共(とも)立て』の2通りの方法で卵を準備し、生地を作りました。
型は直径12cmの金属製の枠『セルクル』を用い、『ざっくり混ぜ』と『メレンゲ』を焼いてみます。
合計6パターンの生地で実験を開始しました。
撮影:エフシージー総合研究所
厚みを測定
焼き上がりの結果から、6パターンのホットケーキの中心の厚みは、以下のようになりました。
検証:エフシージー総合研究所
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まず、ホットケーキミックスについては、『ざっくり混ぜ』と『よく混ぜ』で明確に差があります。
『ざっくり混ぜ』の厚さ約2.4cmに対し、『よく混ぜ』は生地が広がってしまい、約2.1cmでした。
写真左=ざっくり混ぜ写真右=よく混ぜ
卵については『メレンゲ』でも『共立て』でも、大きな差はなく、厚みを出す効果はないといえそうです。
写真左=メレンゲ写真右=共立て
もっとも厚みが出たのは『セルクル』を使った場合です。『ざっくり混ぜ』と比較して約4mmほど厚くなりました。
写真左=セルクル+ざっくり混ぜ写真右=セルクル+メレンゲ
厚みを出すのであれば、混ぜ方よりも『セルクル』を使用して焼くほうが効果的といえるでしょう。
ただしホットケーキの直径は、『ざっくり混ぜ』よりも1cmほど小さくなりました。
食味を比較
では、それぞれの食味はどうでしょうか。
卵の泡立ては厚さこそ期待したほどではありませんでしたが、『メレンゲ』はしっとり、ふんわりし、『共立て』はスポンジケーキのような卵の風味が感じられました。
『ざっくり混ぜ』はキメが粗かったのに対し、『よく混ぜ』はキメが整い、しっとり感もありました。
まとめ
手軽に厚みを出したいなら『ざっくり混ぜ』。
より厚みを出したいのであれば、『セルクル』の使用がおすすめです。
卵の泡立ては厚みを出す効果はありませんが、味はランクアップします。
『よく混ぜ』は厚みはありませんが、生地が滑らかなので、きれいな円形に流すことができ、焼き色も均一です。
写真左=ざっくり混ぜ写真右=よく混ぜ
ホットケーキは、材料だけでなく混ぜ方、焼き方などによっても大きく変わります。
夏休みの間、子供と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
エフシージー総合研究所
[文/エフシージー総合研究所構成/grapeフード編集部]