「水分をとればOK」と思ってない? プロが“正しい暑さ対策”を解説
猛暑日が続くこの季節、こまめな水分補給を心がけている人は多いはずです。しかし、飲んでいるのが『水だけ』になっていませんか。
実は、大量に汗をかく環境で水だけを摂取し続けると、体内のバランスが崩れることがあるのです。
和歌山の南高梅専門店『熊平の梅』で知られている、井上梅干食品株式会社(以下、井上梅干食品)の解説から、夏の水分補給で意識したいポイントを紹介します。
なぜ水だけでは足りないの?
井上梅干食品によると、汗をかくと体内から失われるのは水分だけではありません。
塩分やカルシウム、カリウムなどのミネラル、そしてビタミンも一緒に失われます。
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そのため、水だけを飲み続けても、失われた成分までは補いきれないそうです。
気をつけたい飲み物、おすすめの飲み物
補給する飲み物にも、注意したいポイントがあります。
緑茶、紅茶、コーヒーなどカフェインを多く含む飲み物は、利尿作用があるため、かえって脱水につながるとのことです。
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一方、お茶で水分補給をしたいなら、カフェインを含まずミネラルが豊富な『麦茶』がおすすめです。
塩分補給の選択肢は3つ
塩分やミネラルを効率よく補いたい場合、選択肢はいくつかあります。
井上梅干食品で紹介しているのは、次の3つです。
経口補水液 水に塩とブドウ糖を混ぜた飲み物。ミネラル濃度が高く身体に吸収されやすいため、脱水症状の回復に効果的。 スポーツドリンク 水分、糖類、ミネラル、クエン酸を含み、脱水予防と熱中症対策の両方に役立つ。 梅干し 塩分やミネラルのほか、クエン酸による疲労回復効果も期待できる。
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経口補水液は、体調が優れない時の水分やミネラル補給に向いています。日常的な水分補給として常飲するのではなく、必要な場面で取り入れてください。
また、スポーツドリンクは予防を含めた日常の補給に利用するとよいでしょう。梅干しは、食事と一緒にとる形で塩分補給ができる食材です。
ただし、スポーツドリンクは糖類が多く、飲みすぎには注意しましょう。
梅干しも塩分の過剰摂取にならないよう、1日1〜2個を目安にしてください。
水分補給はタイミングも大切
忘れがちですが、水分補給のタイミングも重要です。
ノドの渇きを感じた時には、すでに身体は水分不足の状態となっているため、こまめに飲むことが基本となります。
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特に、体温調節機能が弱い子供や高齢者は、周囲がこまめに声をかけて補給をうながすとよいでしょう。
水と塩分をセットで意識して、暑い夏を元気に乗り切りたいですね。
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[文・取材/ブリジア構成/grapeライフハック編集部]