ポテトサラダをホクホクにするには? 農家に聞いた『食材選び』のコツ

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ポテトサラダをホクホクにするには? 農家に聞いた『食材選び』のコツ

「ジャガイモ、どれを買っても大差はないかな」と、スーパーマーケット(以下、スーパー)の野菜売り場で、適当に選んでカゴに入れている人もいるかもしれません。

実は、ジャガイモは品種によって食感や特徴が異なり、「ポテトサラダにするか煮物にするか」で選ぶべき正解が変わるのだそうです。

本記事では、『いばらきマルシェ』の担当者に、品種の違いや失敗しない選び方、注目の最新品種についてうかがいました。

ポテトサラダをホクホクにするには? 農家に聞いた『食材選び』のコツ

画像提供:茨木コモンズ

食感の決め手はデンプン量!男爵とメークインの違い


――男爵とメークインの最大の違いや、食感の秘密はなんでしょうか。

一番の違いは『デンプンの含有量』です。

男爵のほうがメークインよりもデンプンを多く含んでいるため、加熱した時の食感がホクホクになります。

反対に、男爵よりデンプンの少ないメークインは、しっとりとなめらかな食感になるのが特徴です。

――ホクホクした男爵に向く料理はなんですか。


ポテトサラダはもちろんですが、粉吹き芋やじゃがバターなども、男爵ならではのホクホク食感を生かすことができ、おいしく仕上がります。

――では、煮崩れしにくいメークインの長所を生かす調理法を教えてください。

おでんや煮物、肉じゃがなど、じっくり火を通して味を染み込ませる調理に向いています。

形が崩れにくく、口当たりのよさを楽しむことができますよ。

ポテトサラダをホクホクにするには? 農家に聞いた『食材選び』のコツ

※写真はイメージ

おいしいジャガイモはどう選ぶ?見極めのポイント


――スーパーで買う際、おいしいジャガイモを見極めるコツはありますか。

スーパーに並んでいる段階で悪いものはあまりないため、好みの品種や大きさで選んでいただければ大丈夫です。

ただし、皮が緑っぽくなっているものが売られていれば、毒素を含んでいる場合があるため、避けたほうがよいですね。

もし緑色になっているものを選んでしまっても、その部分の皮を厚めに剥いて取り除けば食べられます。


男爵・メークインに続く注目品種とは


――男爵・メークイン以外で、注目の品種はありますか。ここ10年くらいで、男爵・メークインの2強に『きたあかり』が割って入って『3強時代』に突入した感じがあります。

そこにさらに食い込んでくる可能性を秘めているのが『ながさき黄金(こがね)』です。

人気の高級品種『インカのめざめ』の後継品種で、ホクホク食感や強い甘みを引き継ぎつつ、大きな芋ができやすいという特徴があります。

お店で見かけたら、ぜひ試してほしい注目の品種ですね。

ポテトサラダをホクホクにするには? 農家に聞いた『食材選び』のコツ

画像提供:茨木コモンズ

料理に合わせたジャガイモ選びで、毎日の食卓をもっとおいしく


品種ごとの、デンプンの量や食感の違いを知っておくと、料理の仕上がりがワンランクアップするかもしれません。

ホクホク感を生かしたい時は男爵、じっくり煮込みたい時はメークイン、そして甘みを楽しみたい時は『きたあかり』や『ながさき黄金』と、作るメニューに合わせて選んでみてください。

ちょっとした品種選びの工夫で、いつものおかずがさらにおいしく、毎日の食卓がより楽しくなりそうです。


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[文・取材/LUIS FIELD構成/grapeフード編集部]

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