冷凍した食パン、『凍ったまま』『自然解凍後』←焼く時どっち? ベーカリーに聞いた
食べ切れないパンを冷凍したものの、凍ったまま焼くべきか、自然解凍するべきか迷ったことはありませんか。
実は、パンの種類や中身によって、適した解凍方法は異なります。
そこで、株式会社タカキベーカリー(以下、タカキベーカリー)に、冷凍したパンをおいしく食べるための解凍方法や、温め直しのコツを聞きました。
パンは新鮮なうちに冷凍する
パンは時間とともに水分が抜け、風味や食感が変わります。食べ切れないと分かったら、早めに冷凍しましょう。
食パンやバゲットなど、具材の入っていないシンプルなパンは、比較的冷凍に向いています。
※写真はイメージ
一方、クリームパンやカレーパンなど、パン生地と具材を組み合わせたものは、冷凍後に食感のバランスが崩れやすいため注意が必要です。
例えばカスタードクリームなどは、冷凍や解凍によって分離し、なめらかな食感が損なわれる場合もあります。
食パンは凍ったまま焼く
食パンは比較的薄く、熱が通りやすいため、基本的には凍ったままトースターで焼いて問題ありません。
おいしく仕上げるポイントは、水分を逃さず、一気に焼き上げることです。
焼く前に霧吹きなどで表面を軽く湿らせ、予熱したトースターで短時間加熱しましょう。乾燥を抑えながら、中までふっくらと温められます。
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厚切りの食パンで中心まで熱が通りにくい場合は、室温に10分ほど置いてから焼くのがおすすめです。
冷凍する際は、1枚ずつラップで包み、保存袋などに入れて乾燥を防ぎましょう。
ロールパンやバゲットは焼き方を工夫する
ロールパンは甘みのある生地が多く、砂糖の影響で表面に焼き色がつきやすいため、焦がさないことがポイントです。
焼く前に軽く水分を加え、予熱したトースターで短時間温めましょう。
表面が先に色づきそうな時は、アルミホイルをかぶせると、中までじっくり温められます。
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バゲットは、表面を軽く湿らせてからトースターで2~3分焼きます。
その後、電源を切った庫内に5~10分ほど置き、余熱で中心まで温めてください。外はパリッと、中はしっとりと仕上がります。
時間に余裕がある時は、常温で自然解凍してから、仕上げにさっと焼き直してもよいでしょう。
総菜パンは電子レンジとの併用も
カレーパンなど、中までしっかり温めたいものは、電子レンジで具材を軽く温めてから、トースターで表面を焼くのがおすすめです。
外側のサクッとした食感が戻りやすくなります。
ただし、電子レンジだけで長時間加熱すると、パンがパサついたり、冷めた後に硬くなったりしかねません。
電子レンジは短時間にとどめ、最後にトースターで仕上げましょう。
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クリーム入りの菓子パンは自然解凍
クリームパンやあんパンなど、中身の入った菓子パンは、常温で自然解凍してください。熱々にするよりも、パンと中身の食感を損ねにくくなります。
タカキベーカリーによると、ホイップクリーム入りのパンは、半解凍で味わうのもおすすめです。
ひんやりとした、デザートのような食感を楽しめますよ。
メロンパンやデニッシュは、自然解凍後に短時間焼いて、少し冷ましたらサクサク感が戻りやすくなります。
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それぞれに合った方法で解凍しよう
食パンやバゲットなどは、冷蔵庫ではなく常温で解凍しましょう。冷蔵庫の温度帯ではパンが硬くなりやすく、食感が損なわれるためです。
ただし、カスタードクリームや総菜など、傷みやすい具材が入ったパンは、安全面を優先して冷蔵庫で解凍してください。
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また、家庭用冷凍庫は温度が変化しやすいため、冷凍したパンは1週間程度を目安に食べ切るのがおすすめです。
パンの種類や中身に合った解凍、温め直しを意識して、冷凍したパンをおいしく楽しみましょう。
[文・取材/ブリジア構成/grapeフード編集部]