2020年5月27日 11:58
「胸が痛い」「涙が出た」 放火事件の男性逮捕を受け、京アニがコメントを発表
2019年7月18日に京都市伏見区で発生した、アニメ制作会社『京都アニメーション』の第1スタジオが放火された事件。
スタジオの1階に侵入した男性が、ガソリンをまいて火を付けて全焼させました。建物内にいた社員36人を殺害、30人以上を負傷させた痛ましい事件は、日本のみならず世界を震撼させました。
京都アニメーション「奪われた仲間は戻ってこない」
産経ニュースによると、2020年5月27日、男性の逮捕を受け、京都アニメーションが代理人弁護士を通じてコメントを発表したそうです。
京都アニメーションのコメント全文は以下の通りです。
「容疑者に対し、改めて寄せる言葉はありません。行いと結果がすべてです。容疑者が自らの行いにどのような弁解をしようが、結果についていかなる反省の弁を述べようが、命を奪われた仲間たちが戻ってくることも、傷つけられた仲間たちの傷が癒やされることもありません。
遺族やご家族、友人の方々は今も、そしてこれからも、取り返しのつかない現実と向き合っていかなければなりません。それは、私たちも同じです。会社としては当然、法の定めるところに従い、容疑者に対する刑事責任については最大限、追及されるものと承知しております」