里親の家を逃げ出した犬が97日間かけて目指した場所は…感動の結末に涙
アメリカ・ミネソタ州で心理療法士として働くセネカ・クルーガーさんは、保護犬を一時的に預かる『フォスター』を長年務めています。彼女はこれまでに30匹以上の犬を世話し、正式な里親の元に送り出してきました。
2019年、セネカさんは『ゼルダ』というメス犬の世話を引き受けることにしました。海外メディア『The Dodo』によると、ゼルダは心の病を抱えていて、抗不安薬を服用していたといいます。
セネカさんの家に来た当初、ゼルダは1日中ウロウロ歩き回ったり、隠れたりしていたのだとか。そんなゼルダにセネカさんはゆっくりと信頼を得るための訓練を続け、2週間後には抗不安薬は必要なくなったそうです。
しかしゼルダが尻尾を振ってくれるまでには2か月かかりました。さらに彼女が吠えたり、外で遊んだりするほど元気になるまでには、なんと4か月もかかったのです。
Posted by Wags & Whiskers Animal Rescue of MN on Tuesday, May 12, 2020
そしてセネカさんがゼルダの世話を始めてから7か月後の2月6日、彼女は正式な里親の元に引き取られることになりました。