出会ってすぐに恋に落ちた2匹の保護犬 1匹だけに里親希望者が殺到した結果?
ギリシャで非営利の動物保護施設を運営しているタキスさんのもとに、「道路で動けなくなっている犬がいるから助けてほしい」と通報がありました。
タキスさんが現場へ向かうと、後ろ脚がマヒした1匹のオス犬がいました。犬は息を荒げて苦しそうにしていて、脚が動かない状態にショックを受けているように見えたといいます。
彼はその犬を『ピウ』と名付け、すぐに動物病院に連れて行きました。
診察の結果、ピウの脊柱が損傷していることが判明。タキスさんはピウを自分のシェルターで世話することに決めます。
それからしばらくして彼は再び「車にはねられた犬がいる」という通報を受けます。急いで駆け付けると、そこにいたのは脚が3本しかないメス犬。
タキスさんは『チウ』と名付けたその犬を病院に連れて行きます。
ちょうどそこには手術をひかえたピウがいて、病院のスタッフは2匹を同じケージの中に入れることにしました。
するとピウとチウはたちまち仲よくなったのです。タキスさんいわく「2匹は一瞬で恋に落ちたようだった」といいます。
愛し合う2匹を離ればなれにはしたくない!
2匹は病院での治療が終わってシェルターに戻ってからも、いつでも一緒に遊び、お互いのそばを離れようとしませんでした。