寒波で沖縄の海に異変… 波打ち際で見つけたものは? 「かわいそう」「縮み上がってる」
2021年は年明け早々、日本列島を寒波が襲い、全国各地で例年より寒い日が続きました。
一年を通して温暖な気候で知られる沖縄県では、寒さのため、海にある異変が起きているといいます。
生物ライターで黒潮生物研究所客員研究員の平坂寛(@hirahiroro)さんは、沖縄の海で見つけたものをTwitterに投稿しました。
波打ち際で、発見したものとは…。
沖縄を襲った寒波にやられ、波打ち際で縮み上がって失神するタツノオトシゴ(クロウミウマ)。こんな寒そうなポーズする魚はじめて見た。
— 平坂寛 (@hirahiroro) January 14, 2021
この後、水温が比較的安定しているであろう深みへ放流しました。 pic.twitter.com/kQZjs2LrDY
気絶したタツノオトシゴ…!
なんと、沖縄の海では寒さのあまり、このように魚たちが仮死状態になって浮いているというのです!
Twitterには、このほかにも気絶した魚の写真が投稿されていました。
幸いなことに、このタツノオトシゴは平坂さんの手によって水温の安定した場所に放され、事なきを得たようです。
ネット上では、凍えているタツノオトシゴの姿に、同情の声が相次ぎました。
・生きていてよかった!丸まって頑張って耐えていたのでしょうね。
・かわいそうに…。本当に寒そう。
・そりゃ寒いよね。助かってよかったです。
・寒さがすごい伝わる…。
2枚目の写真が小指にしがみついてるみたいに見えて、かわいい。
普段は温かい場所で生きる生き物たちにとって、この冬を乗り越えるのは命がけのことなのでしょう。
早く、暖かい春がやって来るといいですね。
[文・構成/grape編集部]